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舌苔ケアで舌を磨きすぎると口臭の原因に!その原因と対策方法

舌苔ケアで舌を磨きすぎると口臭の原因
口臭の原因のひとつに舌に舌苔が付くことで起きると言われています。そのため舌を磨いて、舌苔を取る方法で口臭予防をしている方は少なくありません。しかしこの舌苔を取りすぎると、口臭予防とは逆に口臭が発生する原因になることがあります。

そもそも舌苔(ぜったい)とは

舌苔とは様々な細菌の塊が下に付着した状態であり、その菌には腸内と同じように良い細菌と悪い細菌がいます。そして舌苔が多く付着すると悪い細菌が増えている状態のため、その細菌が食べかすなどを分解することでガスを発生させて口臭になります。そしてその舌苔は、ストレスや生活習慣などの環境や唾液量の不足など口腔内の環境の影響により多くなります。

舌苔(ぜったい)を取りすぎると口臭が悪化するメカニズム

しかし舌苔は、このような影響がない健康な状態でも、普段から舌に付着しています。その理由は、良い細菌を舌に常在させることで、悪い細菌の繁殖を抑える作用があります。また唾液を舌に溜める作用があり、舌の表面を守っています。

舌には小さい突起が並んでいて、その突起に味蕾が存在し味覚を感知する細胞があります。また舌は温度を感知する働きがあり、食べ物の情報を感知する働きがあります。そのため健康な舌を保つためには舌苔は必ず必要ですし、本来舌苔が増えても口内の新陳代謝により正常な量に調節する機能があります。しかし舌苔を磨きすぎると、口臭の原因になる悪い細菌を取り除くことが出来ますが、良い細菌も一緒に取り除くことになります。

そのため唾液を舌に留めることが出来ないため、舌にある小さい突起がむき出しの状態になり、味覚を感じる細胞などが傷がつきやすくなります。そのため味覚を感じにくくなることがあります。またその状態が進行をすると、舌が出血や炎症を起こし口臭や舌がただれるなどの症状が現れます。他にも舌苔がない状態が続くと、体が防御反応を起こし舌苔を増やそうとする働きをすることがあり、さらに舌苔が出来やすい体質になる可能性があります。

そのため頻回に舌を磨いても舌苔が付いていしまうため、口臭の原因になります。このように舌苔は適度な量がついている状態が良く、磨きすぎると口臭を悪化させる可能性があるため適度に取り除くことが必要です。

舌苔(ぜったい)をケアするにはどうすればいいの?

この舌苔は、口腔外科や歯科の医師によって見解が異なり、磨くことを推奨している医師もいれば、取り除く必要は無いと言う医師もいます。舌苔を磨く必要が無いという医師が口臭予防として推奨している方法は、唾液量を増やして口臭を防ぐ方法です。

唾液量が増えることで、口腔内を正常に保つことが出来るため口臭や歯周病、口内炎の予防などに良い効果が様々あります。例えば唾液量が増えると口腔内の細胞の生まれ変わりが促進されるため、増えすぎた舌苔が剥がれやすくなります。また常に舌に唾液が付着していて舌が守られているため、炎症が原因で起こる口臭を予防することが出来ます。他にも唾液が増えることで、口臭の原因になる虫歯や歯周病などの菌を洗い流し、口腔内から除去する作用があるため、口臭を防ぐことが出来ます。

このように口臭の原因は舌苔が舌にあることだけではなく、唾液量の分泌量が不足することで起こることもあります。そのため舌苔を磨きすぎると更なる口臭の原因になることがあるため、1日1回など力を入れずに適度に磨くことが大切です。またこの方法で口臭が治らない場合は、唾液量を増やすようにすることで口臭を防ぐ可能性が高いです。

唾液量を増やす方法としては、緊張状態やストレスで唾液量が減る傾向があるためそのような時に飴やガムを口に含む方法や唾液腺のある部分をマッサージすることで唾液量を増やすことが出来ます。このように唾液量を増やす習慣や、舌苔を適度に除去することで口臭予防をすることが出来ます。

舌苔(ぜったい)を適切にケアするなら舌苔専用のケアブラシ

歯ブラシは歯を磨くために出来ているので毛束の弾力も強く、舌を磨くと舌苔を除去しすぎて逆に量が増えたり、舌を傷つける可能性があります。その為、舌苔専用のブラシで週に1,2回を目安にケアしてあげるのが良いでしょう。